品質管理室

徹底した品質管理

ヤマケでは、お客様に安全・安心な製品をご賞味いただくために、徹底した品質管理を行っております。当社における品質管理の取り組みの一部をご紹介します。

 

残留農薬・細菌検査

年に1度、新物を仕入れたタイミングで残留農薬の検査を行っております。また、かんぴょう生産農家より仕入れる際、その年に使用された農薬を記載いただき、その農薬がポジティブリストに含まれているか、希釈倍率および使用回数は適切かどうかを確認しております。

残留農薬の検査に加え、一般細菌、病原大腸菌、サルモネラ属菌、セレウス菌、黄色ブドウ球菌の検査を実施しております。

 

二酸化硫黄検査

保存料として使用している二酸化硫黄の残留濃度を法定基準値内にして製品化する為、精度の高いランキン(蒸留装置)法にて日々計測し、製品化しています。

原料から製品までのトレーサビリティの記録がされ、国内産であれば生産者までの履歴が把握できるシステムになっています。

過去の異物や品質上のご意見を参考に改善策を考え、お客様に安心して使用していただく為に日々研磨しています。

 

かんぴょうの二酸化硫黄濃度検査

HACCP認証

とちぎHACCP 2017年10月、ヤマケ本社工場について、公益財団法人栃木県保健衛生事業団より栃木県食品自主衛生管理認証制度の規定によるとちぎHACCP*」の認証を取得しました。国内のかんぴょう産地問屋では初となります。かんぴょう製造工程で非常に重要となる「脱硫」、「金属探知機」、「低温倉庫保管」をCCP(重要管理点)と定め、測定した値を連続的に監視することにより、製品の安全を確保しております。また、従業員の手洗い・身だしなみや、作業場所の清掃、機械設備の点検・整備をはじめとする一般衛生管理についても日々確実に実施し、お客様へ安全・安心な製品をお届けできるよう、努力しております。

*とちぎHACCPとは?

栃木県食品自主衛生管理認証制度(とちぎHACCP)は、食品の安全性を確保するため、衛生管理の国際標準であるHACCPによる手法を取り入れて基本的な衛生管理を確実に続けることができる施設を認証する制度です。

引用元:栃木県HP

**HACCPとは?

HACCP とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis ) し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという 重要管理点( Critical Control Point ) を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。この手法は国連の国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格(コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。

引用元:厚生労働省HP

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